私の美容録(男)

私が調べたり試した美容記録

ダメージヘアを修復する成分


傷んだ髪を補修できるもの。

髪はいろいろな理由でいたみます。ドライヤーやアイロンの高温の熱、無理なブラッシングやシャンプーの時の摩擦、極度に乾燥しているサウナ、紫外線、プールの水、海水や潮風など知らず知らずの内に傷めてしまうことも多いです。
また、年齢もあるかもしれません。最近の研究では女性の髪は20〜25歳をピークに年齢ともに細くなっていくと言われ、
若いうちは傷みにくかった人もちょっとしたことで傷んでしまうこともあります。
それにカラーやパーマなども仕方を誤るととんでもなく傷んでしまうことも多いようです。
美容師としてなるべく傷まないようなカット、カラー、パーマに勤めなきゃいけないと思います。
ただ、最近のシリコンばっかりに頼ったトリートメントはどうかなぁって感じています。

 

プロテイン&ペプチド

3種混合PPT(羊毛ケラチン、シルク、コラーゲン)、αケラトース、γケラトースなど髪に定着し易いプロテインとそれらを定着させるポリフェラK、ヘマチン

○コラーゲンは潤いをシルクはサラサラ感と艶、そしてケラチンは強さとコシを髪に与えます。

 

天然保湿因子(NMF)

分子が小さくって髪にいれてもすぐに流れ出てしまう天然保湿因子、リジンとグルタミンをジェミニ型にして定着しやすくしたペリセア

○天然保湿因子はアミノ酸やミネラルなどの吸水性の高い成分です。
○水分を抱え込む力があり、髪の潤いや弾力を保つという重要な働きを担ってます。
○天然保湿因子が減少すると、切れ毛や枝毛の原因となります。

 

 

セラミド&細胞間脂質

ラメラ構造をとり毛髪内部に入りにくいセラミドをナノカプセル二入れ浸透し易くしたナノリペア

○毛髪の内部の細胞を接着しているセメント物質です。
○枝毛・切れ毛をふせぎ、キューティクルを剥がれにくくする働きがあります。
○水分を抱え込んで逃がさないようにするため、バリア機能を強化し、髪をしっとりと保つ重要な役割を担っています。

 

皮脂膜成分

髪のツヤを守っているシャンプーしても取れない皮脂膜(18-MEA)にもっとも近いホホバ油

○皮脂膜は髪を保護する油の膜で、髪の乾燥を防ぎ。うるおいと柔軟性と滑らかさを与えます。
○18−メチルエンコサン酸とよばれる成分がキューティクルを守っています。
○キューティクルの剥離をふせぎ、髪に艶を与えます。

 

疑似キューティクル

剥がれてしまったキューティクルを補修するキトサン、γケラトー

○ダメージではがれてしまったキューティクルを補うための成分をいいます。
キチン・キトサン誘導体やγケラトースが疑似キューティクルを形成し、髪を守ります。
○毛髪内部に吸着させたペプチドやNMFやセラミドなどが再流失しないようにコートします。